こんにちは、代表の石橋です。さて、贈り物を直接相手方に送ってもらうときに、どういった状態でお届けされるのか気になりませんか?今回は私の経験も踏まえて、少しお話をさせて頂きます。
ちょっとした不安
一昨年前のお話になりますが、以前私がサラリーマン時代に大変お世話になった元上司のお母様が亡くなられて、そのことを後で知ったことからお線香を贈ったときのことです。
私が23年間努めていた会社で大変お世話になった元上司のお母様が亡くなられた話を人づてに聞きました。会社を退職して6年経っておりましたのでその元上司とも疎遠にはなっていたのですが、本当にお世話になった方でしたのでその事実を聞いたときはショックでした。いつも新聞のお悔やみ欄をチェックしているのになんで気づかなかったんだろうって、後悔の念にも駆られました。
せめてお線香とお手紙を送らせて頂こうと思い、市内の葬儀屋さんに行って相談いたしました。
葬儀屋さんも結構こういうことは手慣れている感じで、予算やお線香のグレードなどいろいろと教えて下さいました。お線香ってこんなに種類があるんだなぁ〜ってことも、その時はじめて知りました。
桐箱入りの少し高価なお線香に決めて、直接送れないかお話したら大丈夫とのことでしたので、手書きで送り状を書いて、携えてきたお手紙を一緒に同封して送ってもらうことをお願いしました。
この日は土曜日でしたので発送日が月曜になるということで、あとは葬儀屋さんにお任せしお金を支払って終わりとなりました。
帰る間際少し不安になったので、送り状の控えをFAXかなにかで送ってもらえないでしょうか?と訪ねたら、ご担当された方が月曜は不在なのでFAXは送れないとのことでした。気になるようだったら送り状の控えを確認しに来店下さいと言われ、一瞬、えっ!と思いましたが、あまり言ってしまうと葬儀屋さんを信用していないような雰囲気になってしまうのも嫌だったので、一応納得してその場をあとにしました。
しかしながら、私にしてみては大切な思いのこもったお線香。きちんと相手方に届くか心配で仕方ありません。
「せめてお通夜にでも参列したかったのに、それが出来ずにごめんなさい・・・」とか、「お母様との突然のお別れ、さぞかし大変だったことでしょう・・・」とか、本当にいろいろな思いをお線香を通じて伝えたかったので、もし手違いでもあって届いていなかったらどうしようと徐々に不安が募るばかり、、、
届いたかどうか元上司に直接聞くわけにもいかないし、様子をみて送り状の控えを確認しに行くかと心配な気持ちを収めておりました。
それからしばらくして、突然弊社に元上司が訪れて来てくれました!
お陰でそのときにいろいろとお話をすることが出来て、ようやく私の胸のつかえが下りました。
デジタルで安心を提供
贈り物を送るシーンは人それぞれいろいろな思いがあります。
品物を贈るのではなく、気持ちを贈る。これがギフトの本質だと思います。
お店で買った商品を宅配便で配達をお願いする場合、店頭で宅配業者の送り状をボールペンで書いて発送はお店にお任せし、無事に届いたかどうかのフィールドバックは受け取った先からお礼のお電話があれば知ることが出来るって感じが一般的だと思います。以前勤めていた先でも小売事業を行っていたため、そのお店でもそんな対応でした。
これがECサイトの場合、無事発送した事を発送完了メールで知ることが出来、届いたかどうかは送り状番号で荷物の行方を追跡して確認することが出来るため利便性が一気に高まります。
ローズプードルではさらに踏み込んで、発送前の商品の様子を撮影し、発送完了メールに写真添付してお送りしております。ヤマト運輸の送り状番号も記載してございます。
とくにギフトの場合、お客様やプレゼントを贈る相手に届いたとき、商品はラッピングにくるまれてしまいますので中の様子がうかがい知ることが出来ませんが、これだとラッピング前の様子を写真で確認することが出来るため安心が得られます。
少しでもお客様の不安な気持ちを解消出来ればということで、このシステムを導入しました。お陰様で皆様に好評を得て喜ばれております。
こちらでも、商品が違うところに届いてしまったといった事故を防ぐ対策にもなりますしね。
ちょっとしたことかもしれませんが、細かいところにも気を配り、贈る方、受け取られる方の両方が幸せな気分になれるようにと、工夫は尽きません。